いつまで眠り続けるのだろう

ロックと映画と周辺カルチャーを語らせてくれ

8月11日 山の日に寄せて

昨日8月11日は日本の歴史上2回目の「山の日」だった。

それを記念して山の歌特集をやってみたい。いや、一度やってみたかったのだが。

銀嶺の覇者

やはりレインボーの「銀嶺の覇者」は外せない。

なんだかんだこのメンツでのレインボーが最強だ。

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John Caleの日本ツアー

ジョン・ケイル(John Cale)が10月にブルー・ノートでライブを行う。

昨年は当夜ブルーノートの前を通りかかって初めてそのライブを知るという大失態を犯して見逃してしまったが、今年は忘れないようここに書いておく。

www.bluenote.co.jp

今年75歳になるジョン・ケイルは「Velvet Underground & Nico」の50週年記念として、フルアルバムを再演するコンサートを11月に予定している。

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Enoの70年代ソロ作の再発

Enoが70年代にリリースしたソロ作のうち、最初の4作が再発されている。

1974 - Here Come the Warm Jets

1974 - Taking Tiger Mountain (By Strategy)

1975 - Another Green World

1977 - Before and After Science

どれもLP2枚組、180g重量の45rpm、ハーフスピードカッティング。ジャケットはゲートフォールド(オリジナルはTaking Tiger Mountain以外はシングルジャケット)。

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音楽へのラブ・ソング "Dear Mr. Fantasy"

トラフィック(Traffic)の1967年のデビューアルバム「Mr. Fantasy」のA面最後に入っている “Dear Mr. Fantasy”

ミスター・ファンタジー+5(紙ジャケット仕様)

ミスター・ファンタジー+5(紙ジャケット仕様)

音楽に対する愛について歌った曲で、これ以上の曲は知らない。

Dear Mister Fantasy play us a tune

Something to make us all happy

Do anything take us out of this gloom

Sing a song, play guitar, make it snappy

You are the one who can make us all laugh

歌い出し部分の引用だが “Mister Fantasy” が誰を指すかというとやはり音楽そのものだと思う。 実際海外のファンサイトでのやり取りを読んでみるとそのように解釈している人も多い。

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ドアーズとハード・ロック・カフェ

The Doorsの5作目「Morrison Hotel」。

モリソン・ホテル

モリソン・ホテル

LP時代はA面が「Hard Rock Cafe」サイド、B面が「Morrison Hotel」サイドと呼ばれていた。

このアルバムのジャケットはアメリカの写真家/ミュージシャンであるヘンリー・ディルツ(Henry Diltz)が撮影していて、ジャケットの表面はMorrison Hotelという実在するホテルでの写真が、裏面にはHard Rock Cafeというバーの写真が使われている。

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In the Walls 菅亮平展

銀座の資生堂ギャリーで開催中の「In the Walls 菅亮平展」を見学。

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今回は shiseido art egg という、新進アーティストの活動を応援する公募展の一環。 今年は11回目で、その中の第三弾がこの管亮平。

資生堂のビルに入るといきなり大行列が目に入り、こんなに混んでいるのか! 一瞬戸惑ったがそれは資生堂パーラーへの行列だった。

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