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パブリック・ドメインになる「勝利を我らに」

ニューヨーク・タイムズ

www.nytimes.com

この記事によると、日本では ”勝利を我らに”としていうタイトルで知られる “We Shall Overcome” の一部の著作権が無効と判断されるようだ。

曲の最初(と5番)の

We shall overcome,

We shall overcome,

We shall overcome, some day.

Oh, deep in my heart,

I do believe

We shall overcome, some day.

この部分は完全にパブリックドメインとなり演奏したり歌詞を引用してもロイヤリティが発生することはなくなる。

2番以降の歌詞についても引き続き著作権無効化の訴訟が継続されるようである。

元々はスピリチュアルな曲だったが、アフリカン・アメリカンの女性が “If My Jesus Wills"というタイトルで歌詞を付けたのが戦前のこと。

その歌詞では I’ll Overcome, I’ll Overcome, I’ll Overcome Someday となっていて、それを現在著作権を所有していると主張している音楽出版社著作権登録したのが1950年代。 その後ピート・シーガーらが歌詞を改変して歌い継がれてきたわけである。

今回は、音楽出版社が所有している著作権は “I will overcome” という歌詞については有効だが、改変された “We Shall overcome” までは及ばないと判断されたということらしい。

これで今のアメリカでトランプに対する抗議活動をする人たちも心置きなくこの曲を使えるようになったわけである。


Pete Seeger, We Shall Overcome (Version #02), Berlin, DDR (GDR), 1967

ピート・シーガーのバージョン。


Roger Waters - We Shall Overcome (subtitulado al español)

もう一つ、ロジャー・ウォーターズの2010年のバージョン。 このように、この歌は決して過去のものでも懐メロでもなく、今でも有効な歌である。